メガソーラー建設に関わるトラブルを調べれば調べるほど、いろいろなところに被害が出ていることが分かります。特に田舎では広大な土地でも安価に利用できるため、奈良の自然を切り崩したことによって出ている被害をご紹介します。
メガソーラー設置による土砂崩れ!業者倒産で放置状態に!
地元の方の情報で施工会社が倒産したという斜面ソーラーを見に。午後3時にはパネルの大半が西側の山の影に。引込柱等の発電事業者側の設備も、関電側の昇圧変圧器等の設備も完成してるのに、両者接続されておらず…。パネルを覆ってた雑草が枯れ、公道に流出した土砂の跡がくっきりと…。奈良市下狭川 pic.twitter.com/kyq9VIiSGQ
— 鈎 裕之 (@ELECTRICDADDY) December 22, 2018
斜度が30度はあると思われる急斜面に、建設途中で放置状態となっている太陽光パネルが敷き詰められている。
経済産業省・資源エネルギー庁の公開資料では、売電権(ID)は中国地方の新聞社の子会社にあるとのこと。
地主の90代のおじいさんに聞くと、完工前に工事がストップしてしまい、機器は放置状態で雨が降ると土砂や雨水が麓まで流れてくるので、頭を悩ませているのだという。
参考:奈良県山添村馬尻山で開催された武田恵世氏の講演より
奈良市下狭川町(しもさがわちょう)
場所は奈良市の下狭川町という自然豊かなところですが、土地も安いため悪徳業者に目をつけられてしまったのでしょうか。
まとめ
CO2を吸収してくれる森林を伐採して、環境被害をもたらし、しかもたいした電力も生成しないメガソーラーを建設することFIT制度を使った悪徳業者が一時的な利益を貪るためにやっていることとしか考えられません。
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